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ABCニュース(関西ニュース)

https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_7215.html

【ニュース記事本文:ABCニュース(関西ニュース)より転載】

「教員が多すぎる」という理由で解雇されたのは不当だと、奈良学園大学の教授らが訴えた裁判で、奈良地裁が一部を認める判決を言い渡しました。

訴えを起こしていたのは、奈良学園大学を解雇されたビジネス学部と情報学部の教授ら7人です。大学は2014年に2つの学部を統合し、新しい学部を設置する計画を立てましたが、計画が頓挫し、学生の募集を停止。その結果、「教員が過剰になった」として7人を解雇しました。21日の判決で「大学の経営破綻のおそれはなく、整理解雇を回避する努力義務があった」として、5人の解雇を無効とし、未払いの給与など約1億2000万円を支払うよう大学側に命じました。一方で、定年退職後に再雇用されていた2人については、訴えが認められませんでした。